歌舞伎座~花篭名人会~第3回花篭寄席が開催されました

2019/06/30

6月28日金曜日の午後、歌舞伎座名人会~第3回花篭寄席が開催されました。
 
何と、突然二番太鼓を一琴師匠と三三師匠が叩いてくださる超サプライズ!
ここは高座の袖ですが、客席から丸見えの場所です。
超レアな演出に客席から大拍手が湧き上がり、思わず三三師匠が、
「これで今日の仕事は終わりました」
これにも観客大喜びでした。
 
 
前座の柳家小ごとさんの「道具屋」
一琴師匠の、前座のうちは変な癖や小細工をつけさせない、の方針通り、
話芸の基本を正々堂々と王道を行く修行中の高座。
それが日を追うごとに達者になっています。
大輪の花を咲かせることは間違いない正統派、将来のエースです。


なかなかチケットがとれない柳家三三師匠のi粋な高座姿
 
「青菜」を熱演
高座へ上がってすぐ、ここはやりやすい、と感じたそうです。
師匠の人間国宝柳家小三治師匠譲りの、乗りに乗った長いマクラで会場を沸かせました。
『寿限無』も解説付きでまるごと一席。
そして、やはり人間国宝だった大師匠柳家小さん師匠の得意根多『青菜』に。
蒸し暑いこの季節にぴったりのお家芸噺に大満足大爆笑でした。
 
 
仲入り後、鏡味味千代師匠の太神楽
 
天井が低いため、高座下での妙技の数々
この花籠寄席に前回に次いで連続の出演です。
バイリンガルで海外にも日本の伝統芸を広めています。
 
 
トリは柳家一琴師匠の「居残り佐平次」
 
一琴師匠も、ここのお客はレベルが高い、と感じたそうです。
そのためマクラは最小限にして、いきなり『居残り佐平治』へ突入。
本来は笑いがほとんどない、しかも長い噺ですから、よほど腕に自信がないとできません。
それを見事に観客を引きつけ、少しのよどみもなく演じきり、
しっかりと笑わせる芸の確かさに、客席は酔いしれました。
ところでこの日は一琴師匠のお誕生日。
そんなことはおくびにも出さず、それもまた素敵という女性ファンの声しきりでした。


多くの皆さまのご来場に感謝申し上げます。

 

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